Baba
新卒で半導体商社である株式会社マクニカに入社し、法人営業を経験。より広い課題解決に挑むため、2019年にエムスリー株式会社に入社。現在に至る。―これまでのキャリアとエムスリーに転職を決めた理由を教えてください。
また、前職では決まった仕様の中での提案が多く、自らコンセプト立案をするチャンスがありませんでした。「世の中に対しどのように貢献するか」といった上流から議論・提案ができる環境も求めていました。
最終的にコンサルティングファームとエムスリーの2社で迷いました。選考の過程で、コンサルタントは上流から携われる一方で、提案後はクライアントに実行を任せるケースが多いと理解しました。
その点、エムスリーは上流から提案しつつ、実際のサービス提供やPDCAの実行までクライアントと伴走できます。提案を売るだけでなく、より腹落ち感を持って仕事に取り組めるという点が決め手になりました。
また、面接担当者が本当に楽しそうに仕事をしていたのも、大きかったです。入社してからも、プロ意識が高く前向きに仕事に取り組むメンバーが多いので、いつも刺激を受けています。
―現在の仕事内容について教えてください。
現在は、製薬会社のマーケティング支援を4社担当しています。具体的には、担当する薬剤をターゲットの医師にどのように届けるべきかをクライアントと議論し、効果的な戦略を立案します。その上で、ご発注いただいたプロジェクトを伴走しながら実行・効果を検証して、改善策を実行していくというプロセスで進めています。エムスリーは提案内容も複雑で金額規模も大きく、深く入り込んだ提案が必要とされます。。製薬企業のマーケターと対等に議論するために、薬剤や市場環境への理解は勿論、論理的な分析やマーケティング理解が必要で最初は苦労しましたが、OJTや先輩方のフィードバックを通して成長できました。
―特にやりがいを感じたエピソードについてお聞かせください
課題が明確になっていないクライアントに対し、お困りごとに関する調査やインタビューを重ね、課題を抽出し改善案を提案しました。「手厚く伴走してくれてありがとう」という言葉をいただき、結果的に受注の数字も伸びました。時間をかけてクライアントと一緒に、課題を洗い出したからこそ、的確な提案ができ、信頼につながったのだと思います。
―現在はどのような働き方をされていますか？
基本は在宅勤務で、週に1回だけチーム全員が出社する日があります。それ以外は必要に応じて出社することもありますが、ベースは在宅です。子どもの保育園の送り迎えがあるため、通勤時間をかけずに自宅で働ける環境は非常に助かっています。
―家庭と仕事を両立するにあたって、工夫をしている点はありますか？
限られた時間の中でしっかりと成果を出すために、初動を早くして、中間時点で、上司やチームメンバーにレビューをもらうようにしています。
子どもが生まれる前は、例えば期限間近に上司に資料を共有して大幅な修正が必要になったとしても、残業して完成させることができました。
今はできるだけ残業を発生させないよう、途中経過を早めに共有し、大きな方向性のずれがないかを確認することで突発的な対応を最小限に抑えられ、業務をスムーズに進められるようになりました。
―周囲のサポート体制や理解についてもお聞かせください。
「チームで成果を出すために互いに協力する」という意識を全員が持っているので、子どもの体調不良や保育園のイベントなどにも理解をいただけており、お互いにフォローし合うような環境です。
―限られた時間のなかで、どのように成長に向けて取り組んでいますか？
周囲のメンバーのレベルが非常に高いので、日々一緒に仕事をしているだけでも、学びや刺激が多い環境だと思っています。最近意識していることは提案内容を1週間前には固めて、引いた目線で見直すことです。その際、同僚などからも気軽にコメントを貰えるので、いろんな観点でブラッシュアップを重ねています。その結果、クライアントとの議論が一層深めやすくなり、前向きな反応を引き出しやすくなりました。子どもが生まれる前よりも働く時間は減りましたが、働き方の変化や周囲からのレビューを多く貰うことで、提案の質は高まっていると感じられ、成長を感じています。
―今後の目標について教えてください。
今後は、エムスリーで新しいサービスを自ら立ち上げ、市場に浸透させる方法を探る挑戦をしたいです。身近な人をがんで亡くしていることもあり、オンコロジー領域には強い課題意識があります。地域や医療機関によって、受けられる医療にばらつきがあるのが現状です。ゆくゆくは、エムスリーの持つ情報やネットワークを活かし、患者さんが最適な治療にアクセスできる仕組みづくりに貢献したいと考えています。
―最後に、一言メッセージをお願いします。
また、状況や目指すキャリアに合わせて、最適な仕事内容や働き方を上司と相談できる環境です。ライフイベントと両立しながら、インパクトの大きい仕事に挑戦したい方は、ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか？
