Miyazaki

新卒で大手日系生命保険会社に入社。約2年半、個人向け営業を行い新規顧客獲得と既存顧客のフォローに従事。2018年11月エムスリー株式会社に入社。現在に至る。

―転職を考えられた経緯を教えてください。

前職は生命保険会社にて、個人向け営業を行っていました。自分の担当企業に毎日通い、勤めている人にエレベーター前ホールで話しかけ、保険商品を提案し、関係を広げていく営業スタイルでした。毎月数字目標があり、追い込まれながらの仕事でしたが、自分の得意な関係性構築型営業スタイルで毎日を乗り切っていましたね。大変な日々でしたが、仲の良いお客様や職場のメンバーに囲まれて、楽しく働いていました。ただこの職場では、数年後の自分のキャリアプランが想像しづらいと、徐々に転職を考え始めました。さらに生命保険という無形サービスを売るために模擬提案や医療制度の勉強をしていく中で、提案力を磨きたい気持ちと医療への関心が高まったのも転職のきっかけになりました。

―転職に際しては、どのような選択肢を考えましたか?また、エムスリーに決めたのはなぜでしょうか。

提案力や営業力、さらに思考力も磨ける場としてコンサルティング会社をいくつか検討する中でエムスリーを知り、自分の求めていた医療関係×コンサルティング会社のキーワードに合うと惹かれました。エムスリ―について調べるうちに、スピード感ある中で仕事ができること、ロジカルで優秀な人が多いと聞き、この会社で挑戦してみたいという気持ちが生まれ応募しました。かなり敷居が高そう…と当初は不安もありましたが、選考が進むにつれ、面接官の人柄や応募者に親身に寄り添ってもらえる姿に魅了され、この中であれば頑張れると思い入社を決めました。
もう一つの大きな理由としては、エムスリーの事業目的である『不必要な医療コストを1円でも減らすこと』の重要性を自ら体験したからです。自分のお客様が脳梗塞で倒れ、要介護状態になった際に、病院をたらい回しにされて最適な治療が受けられなかったと聞きました。本来治療費・収入補填・貯金等色々なものを補う保険金ですが、治療費で全額を使い切ってしまったそうです。その話を聞いて、保険金を渡すだけではなく、最適な治療方法を考え、作り出す仕事に今後は携わらないといけないと思いました。前職を退職する際は、課長に向かって「凄い会社に合格しました!そこで働きます!」と笑顔で報告しに行きましたね。課長は「嬉しそうな顔で言うものではないでしょう。」と最初は怒っていましたが、最終的にとても応援して下さいました。

―入社されてみて、期待どおりでしたか?

成長できる環境として、期待以上でした。私はExcelもPowerPointもメールも何一つ実務経験がなかったので、最初は苦労しましたね。そんな中、同じチームのメンターが毎日15分時間を取って、丁寧に一つずつ教えてくれました。毎日迫ってくる大量のタスクに圧倒されていたので、その管理の仕方などの基本的なことから、クライアントへの提案で行き詰っていた時の手助けまで、幅広くアドバイスして貰えて少しずつ成長できたかなと思います。メンター以外の先輩方も、私が困っている時にはいち早く察知して声をかけてくれました。
また、グループリーダーが1on1ミーティングを入社から毎週、時間をとってくれました。私がアソシエイトからシニアアソシエイトに昇進した際にも、私よりも周りの人たちが喜んでくれ嬉しかったです。グループリーダー・先輩方の期待に応えるためにも、日々頑張ろうと思えています。

―現在はシニアアソシエイトということですが、業務内容について教えてください。

製薬企業へのマーケティング支援で5社を担当しており、うち3社は新規開拓を担当させてもらっています。新規営業はグループリーダーに直々に希望して行ったもので、ゼロからクライアントと関係を構築していく過程や、あの手この手とアプローチ方法を考えることにやりがいを感じています。シニアアソシエイトになったことで、本部長や役員、社長レベルまでのアポイント同行や一部資料作成を行うことができるようになり、たくさんの刺激を受けています。1年以上担当しているクライアントとは、雑談を交わしたり、向こうから積極的に相談をして下さったりと、信頼が目に見えるようになってきましたね。クライアントに継続的にアプローチをしていく、今のスタイルは自分に合っており、楽しいです。
そのほか、クライアントワークとは別の横串活動として広告系サービスの一つである、医師による薬剤に関する口コミ掲示板「DI Station」のサービスオーナーとして、SPBUのメンバーにこの広告枠を提案してもらえるよう啓発や販促活動を行っています。

―エムスリーに入社後、自身で成長した点はありますか。

先ほどもお伝えしましたが、ExcelやPowerPointでの資料作成は、前職では1回も経験がなくゼロベースだったため、そのスキルは格段に向上しました。また、提案規模も以前より桁違いに大きいため、さらに責任感を持って仕事に臨むようになりました。提案案件の実施に合意いただいてからサービス提供までの期間は、制作部門と連携しながらフォローし、配信やその後の効果測定、それを踏まえた更なる提案など、幅広く出来るようになりました。入社直後は構造的に、ロジカルに、分かりやすくメールを作成するのに苦労して1日1通しかメールを送ることができませんでしたが、今は格段にスピードアップし、社内外含めてスムーズなメールのやり取りが実施出来ています。些細なことですが、色々な場面で成長を実感します。

―前職での経験で、今も役立っていることはありますか。

業績成果へのこだわり、でしょうか。生命保険の営業では数字が常に壁に張り出され、数値目標を意識して仕事をしていました。その際に培った根性やメンタルの強さというのは、今も役立っていると感じます。
また最近、糖尿病治療薬や抗がん剤治療薬など、前職で販売していた保険と関わってくる薬剤を担当するようになり、改めてそうした疾患治療における費用面、患者さんの苦労を考えるようになりました。

―女性としての働きやすさはいかがですか。

エムスリ―では女性管理職は2割弱ですが、男女共に活躍できる環境なので、頑張り次第でリーダーを目指すこともできます。また、男性女性問わず夕方には保育園へのお迎えのため、仕事をブロックしている方もいます。育児に限らず、しっかり成果を出せさえすればスケジュールは臨機応変にできるなど、柔軟な働き方が可能です。旅行等の予定がある場合も事前に申請をすれば、まとまった期間休みをとることもできます。海外旅行が好きなので、入社の際には休みが連続してとれるか人事の方に確認しましたね。

―最後にメッセージをお願いします。

エムスリーでは、社会人に必要な最低スキルから最高難易度のロジカルシンキングまで振れ幅大きく学ぶ環境があります。このままで良いのか不安を持っている人や、大きなチャレンジをしたい方に向いていると思います。
医療は生きていくうえでとても重要な分野です。社会貢献性を感じながら、自分も成長したい方はぜひ一度話を聞いてみてください。
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