Kato
新卒で国内大手SIerに入社して約10年間、流通業界へのIT営業とメーカーへのERP等のシステム導入コンサルティングに従事。その際、事業開発に際してグループのコンサルティング会社と協働した経験からコンサルタント業務に興味を持ち、外資系コンサルティング会社に転職。約5年間の勤務で、ハイテク・通信・メディア業界に対する新規事業開発支援のプロジェクトマネージャーとして従事。2020年9月エムスリー株式会社に入社。現在に至る。―転職の経緯を教えてください。
前職のコンサルティング会社で、将来起こりえる未来を創造し、バックキャスト(逆算)で現在必要な事業を抽出する方法で新規事業開発支援を行っていました。そうして未来創造するなかで社会課題の一つとしてヘルスケアやウェルビーイング分野に興味を持ち、もっと踏み込んで取り組みたいと思ったのが転職のきっかけです。軸として考えたのは2つで、まず、コロナ禍でリモートワークが進むなか、データやデジタルで課題を解決していくことがますます重要になると思い、ヘルスケア領域で圧倒的なデータを持つエムスリーが候補となりました。もう1つが、コンサルタントの次のキャリアとして成長できる環境であることです。エムスリーはカジュアル面談を通じて、メンバーの優秀さやプロ意識を感じることができ、個人の成長に資するサポーティブな環境だと思い、入社を決めました。
―入社されてみて、イメージと違ったことや、改めて気づいた点はありましたか。

フラットな環境というのは、とても仕事がやりやすいもの。日本企業の多くは承認などに時間がかかり、スピード感が削がれます。コンサルティング会社でも、構想やビジネスモデルを3ヵ月で作っても、次のステップの合意形成に1年かかってしまうようなことがありました。今はフラットゆえに、周りのリソースをうまく用いながらスピーディに物事を進められています。また、昨今のヘルスケア業界はMRのあり方をはじめ、本当に変革を迫られており、クライアントも速やかにDXを進めようというエネルギーがあり、仕事を進めやすいと感じます。アクティビティの高い医師会員が30万人以上というm3.comへの期待もますます高まっていますね。
―現在はディレクターということですが、業務内容について教えてください。
まずアカウントリーダーとして、担当クライアントへの提案活動全体をリードしています。また、プロジェクトマネジメントも行いますので、営業兼PMのような役割です。さらに、単にエムスリーのサービスを導入していくだけでなく、クライアントが業務変革などを進めるなか、パートナーとして長期にわたり伴走支援することを目指しています。たとえば、マーケティングや営業の組織変革も喫緊のテーマであり、クライアントのCxOクラスと方向性を議論しながら、クライアントの経営に大きなインパクトを与えられるような機会が数多くあるため、日々充実感を味わっています。そのプロジェクトも、クライアントの現場の方を数百人クラスで巻き込み、デジタルを活用して変革を進めるなど、非常に大規模なものになっています。
―前職経験を生かせている点や、苦労した点などを教えてください。

―ご自身の今後のキャリアについては、どのようにお考えですか。

―最後に、エムスリーに興味を持たれている方、特にコンサルティング経験者にメッセージをお願いします。
