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Matsumoto

ソリューションパートナービジネスユニット シニアディレクター
アイジー・ホールディングス株式会社 取締役

Matsumoto

東京大学工学部航空宇宙工学科卒業後、アクセンチュアに入社。約6年、業務プロセス改善(BPR)及び、それに伴う業務システムの設計・開発・導入に従事。2007年よりニューヨーク大学に留学し、MBAを取得。帰国後はブーズ・アンド・カンパニーに入社。7年間、戦略コンサルタントとして多様な領域を手がけ、特に後半はテクノロジー分野にフォーカス。2016年11月エムスリー株式会社に入社。現在に至る。

—コンサル会社の経験が長いのですね。

MBA留学を挟みますが、計10数年をコンサルタントとして過ごしてきました。新卒で入社したアクセンチュアではオペレーション改善をテーマにしたコンサルティングに従事していたのですが、M&Aを通したよりドラスティックなビジネスインパクトの創出に興味を持ち、財務の勉強をするためにビジネススクールに留学しました。結局、リーマンショックで状況が様変わりしたため、再度コンサルの世界に戻ることにしました。その際に、コンサルタントとしてオペレーション改善以外のテーマについても専門性を身につけたいと思い、戦略コンサル領域で経験を積みました。特に後半はデジタル業界を中心に手がけられたのが面白かったですね。
もともとはいずれ事業会社で活躍できるよう、まずコンサル会社でビジネスマネジメントスキルを身に付けておこうと、3年くらい働くイメージだったのですが、一心不乱に仕事に打ち込むうちに、10数年が経っていた、という感じです。
ありがたいことに順調に昇進もでき、次はいよいよパートナーという段階に至った時に、本来自分が望んでいたはずの事業会社に転身すべきタイミングだと思うようになりました。
 

—それで2016年の秋、エムスリーに転職されたわけですね。どのような選択肢を考えられましたか?

当時コンサルタントとして関わっていたデジタル領域ということは前提でしたが、ゲームや動画配信などのエンタテイメントよりは、公共性の高い、社会貢献の実感が得られるような領域を志向していました。また、新規事業立ち上げプロジェクトの経験から、新たな事業やサービスの創出をリードしたい想いもありました。そこで、「圧倒的な事業基盤」と「投資を行っていく原資」があり、デジタルには欠かせない「スピーディーな意思決定」が可能な風土、という3点で検討しました。
外資・内資の大手Eコマース企業も選択肢でしたが、前者はグローバルカンパニーの中でのJapan Officeでの裁量の幅に懸念がありましたし、後者は、当時も新規事業を次々と立ち上げていたのでとても惹かれましたが、それでも大企業として完成している感も否めず、踏み切れませんでした。

—エムスリーを選ばれた、決め手は何だったのでしょう?

検討した3条件に強く合致したことですね。事業基盤としては、医療×デジタルにおいて最も重要なステークホルダーである医師の9割以上がm3.com会員である点が最大の強みであり、それをベースに今後も新たな価値創出が見込めます。また、創業から17期連続で売上を伸ばしており、収益性も十分でした。そして、コンサル出身者が多いということで、良い意味でのコンサル的なカルチャーがあり、組織体系も働き方の実態としてもフラットな点を魅力に感じました。経営層との距離感も近く、意思決定の早さも決め手のひとつです。

—入社されてみて、ギャップはありませんでしたか?

「スピーディーな意思決定」については、勤務している知人に内情を聞いており、期待していましたが、入社してみると実際に、社長や役員とのミーティングも日常的に行え、必要があればすぐに時間を作ってもらえる環境で、その点は本当に期待以上でした。
「圧倒的な事業基盤」についても、医療×デジタルにおける医師会員基盤の価値は想像以上といえます。私のクライアントである製薬企業にとっては、処方権を持つ医師の考えや行動は最大の関心事ですから、エムスリーへの切実な期待と信頼を感じます。また、昨今ではITベンチャーなどによる医療系アプリ開発が盛んですが、アイデアだけでは生き残るのはかなり難しいのが現状です。そうした領域でも圧倒的な数で、かつ質の高い医師会員の基盤があることは大きなアドバンテージとなり、事業を広げられる可能性が多分にあります。
 

—社会貢献への実感というのは、実際に得られていますか?

50兆円に迫るといわれている国民医療費を差配している医師にリーチできるのは、やはり大きいですね。治療方針決定や薬剤の処方権、医療機器選択、そして患者とのコミュニケーションも担っているのは医師です。その医師の大半に働きかけられることで、より規模の大きな課題解決に挑戦できます。
いまソリューションパートナービジネスユニット(SPBU)で取り組んでいるのは、疾患軸での課題アプローチです。たとえば脳梗塞では、前兆となりうる症状を早期発見できれば早期治療につながり、予後のQOL悪化を予防できます。これは介護負担の抑制となり、日本社会への貢献です。希少疾患では、製薬企業がm3.com上のサービスを通じて当該患者を発見することを支援していますが、それにより救われる命が現実にあるわけです。エムスリーの仕組みがなければリーチできなかったかもしれない患者が、適正な治療を受けられるのです。その方の一生を左右する、まさに直接的な貢献といえます。

—現在は、製薬企業へのマーケティング支援のほかに、新規事業開発も担当されているそうですね。

ビジネスユニット内での横串組織である「イノベーション・ファーム」に所属して、対製薬企業における新たな事業開発をめざしています。役員を含む4人のチームで、毎週のミーティングでテーマやシーズの議論と進捗の確認を行い、進めています。具体的な事業プランは任されていますが、期限を切り明確な社会的インパクトや事業規模に定量ゴールを置いて事業創出を行うのがミッションです。
エムスリーでは、日々の業務におけるクライアントとの議論の中からアンメットニーズを特定し、新サービス開発に繋げる事は日常的に行っていますが、イノベーション・ファームでは、それに加え、業界変化のようなマクロ視点や、ふとした閃き等からもアプローチしていきます。
現在、有望なアイデアがいくつかあり、メインの業務とはタームの異なる中期的視点で取り組んでいます。

—新規事業開発へのモチベーションとは、どういったものでしょう?

コンサル時代にもそうしたプロジェクトは数多く経験しており、0から1、あるいは1から10へと事業を立ち上げ、育てていく過程に面白さを感じています。それで、SPBUでも自ら手を挙げ、参加させてもらいました。
ただ、コンサルタントとして関わるのとは違いを感じますね。コンサルタント時代においては、クライアント企業の特定の部署からテーマを頂くケースが多かったのですが、必要なステークホルダーに質・量の面で十分にアクセスできているとは限らなかった気がします。一方で現在、自分から発信して社内で検討するに当たっては、全てのステークホルダーが分かり、これまでの経緯も含めて、その方々の人となりや想い等も把握できますので、戦略的に必要な人材を巻き込みながら推進していけます。
それにはまた、全ての人が協力的なスタンスである、エムスリーのカルチャーが功を奏していると思います。新しいサービスを考えるにあたっては、多忙な中でも、理由を説明すれば時間を取って相談に乗ってもらったり、必要なデータ/資料をもらえたりすることが日常的にあります。その人の仕事には直結しなくても、結果的にエムスリーグループとしての新たな価値創出につながるなら協力しよう、という雰囲気が社内にありますね。エムスリーのこれまでの歴史の中で培われてきた文化だと思いますが、こうした環境で新規事業にトライできるのは恵まれていると思います。

—最後にメッセージをお願いします。

自分のアイデアさえあれば、それを形にすることができ、むしろ奨励されているという環境が、エムスリーの最大の魅力です。仕事をしていく中でクライアントに貢献し、それが患者への、引いては日本の医療への貢献につながる達成感もあります。また、新規事業の土台となる圧倒的な会員基盤がありますから、アイデアが走り始めたときにも加速させ、実現させやすいことは間違いありません。医療×デジタルの領域で何かを創りたい、世の中に貢献したい場合、エムスリーは最適な選択肢の一つだと考えています。
私自身も引き続き、アイデアを形にしたり、まだ小さなサービスを育てたりして、利益を生み出す事業にまで確立させることをやっていきます。自分のチームを持って実現できれば最高ですね。イノベーション・ファームでの活動を通じ、その日も近いと期待しています。
 

エムスリーで働くことにご興味のある方はこちらからご応募ください。

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